忍者のご縁でヒシサミット@猪苗代町に参加

ようやく暑さも収まってきた9月某日、忍者として、福島県猪苗代町で開催された「第四回全国ヒシサミット2026」に出席して参りました。忍者にとって”マキビシ”は貴重な武器ですから。

サミットではブースの出展、及び「ヒシと忍者の尖った関係」についての発表と実演をさせていただきました。

マキビシを踏まないで歩く忍び足体験

湖やため池に生息する水草のヒシですが、猪苗代湖では黄色い可憐な先住の花「アサザ」の生息を脅かすほどの繁殖力で、その枯れた部分が湖の水質を下げたり、オニビシの持つトゲの鋭さゆえ扱いに注意を必要とする”厄介者”とされているようです。全国の湖でもどうやら同じような悩みを抱えているらしく。

そんなヒシですが、ポリフェノールを始めとした健康効果が次々に解明されたり、日本書紀の時代から日本人はヒシの実を食べていたという歴史もあったりで、「もっとヒシとうまく付き合って大いに活用しようじゃないか!」という熱い志を持った面々が日本全国から集う、真面目でディープな学会でした。

歴史好きな方からのご質問もありました

現代では菱染め、ヒシ茶(香ばしくて美味しく、血糖値を下げる効果も)、ヒシの実を使ったお菓子やハンドクリームなど各地で商品化されたものがあり、更なる活用法の開発途上ではありますが、忍びにとってヒシは昔から宝物でした。

オニビシは鋭い突起が4か所あるので、どうばら撒いても一か所のトゲが上を向きます。靴を履かないわらじの時代にそれを踏んでしまえば、しばらくは立ち上がれないほどの痛みだったはずなので、相手を足止めするための大変な武器になります。それだけでなく、茹でて殻を剥けば中の実を食べられるのですから(水栗といわれるだけあってホクホクして美味しい)、非常食としても優秀です。

その形状ゆえ問題になるのは持ち運び方法ですが、かつての忍びは動物の皮で作った袋や竹筒に入れて持ち運んだようです。

たかがヒシされどヒシ。忍びにとっても学びの多い二日間でした。

乾燥させたオニビシ

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