くのいち空世です。
日本膵臓学会大会様より「忍者セミナーをやってほしい」とのご依頼を受け、栃木は宇都宮に馳せ参じました。
2日に渡る学会初日の懇親会で、オープニングが私達のセミナー、他にはJAZZバンドの生演奏と地元のプロチアリーダーチームのパフォーマンスなど、賑やかなラインナップでした。
懇親会の主役は医療関係者で、ご依頼は15分の短縮バージョンながらゲストの数は350~400人と多く、やるからには印象に残るものをしたいと策を練りました。
バランスの難しい状況だからこそ、アドリブも前提に組み立てます。話し合いとリハーサルを重ねた末、医療に関する小ネタを絡めつつ忍者の魅力を伝える構成となりました。
楽屋やステージでのリハーサルを終え、あとは本番のみ。いざ出陣と覚悟を決め、バックステージで呼吸をととのえます。
集まるドクター、空間を満たすJAZZミュージック。
「皆さま、本日は膵臓航空55便にご搭乗いただきまして、誠にありがとうございます…」
なんと、忍者セミナーの導入は“空世”による機内アナウンス!? BGMは大人世代には知名度の高いジェットストリームに。会場の目がこちらに向き始めます。
機内設備の案内と称して会場の説明を行い、クルー紹介と称して医療学会幹部のお名前を紹介して親近感を持ってもらいます。
なごやかなムードをつくったところで、次は緩急の“急”のターン。緊急事態発生とともに舞台袖から飛び出したのは、警棒を片手に会場内で医師を探し縦横無尽に駆け抜ける忍者・虎衛門。
彼の声掛けによって3名の協力者が舞台上に揃いました。
知的好奇心の強い方が集う懇親会だけあって、予想よりも多くの方が興味・関心をもって注目され、スマホで動画撮影される方も多くいらっしゃったのが嬉しく、手ごたえを感じた瞬間でした。
短い時間でのパフォーマンスで、忍者のことを知り、かつ楽しんでいただくというチャレンジができたのはよい経験となりました。
日本膵臓学会大会の皆さま、今回は貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。